いぬの夜鳴き

夜鳴きと怪文書

No.4

「宇宙船ニル・ノート号の残響」感想

マーダーミステリーシナリオ「宇宙船ニル・ノート号の残響」(作者:ひろゆ~様/とりえもすたぶ)のネタバレがあります。
過去のふせをまとめた感想になります。

プレイ日:2020年11月8日
GM:朝菜
PL:こんぶおにぎり・うよ・竜胆

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担当キャラがミツヤで、開幕からずっとGMに泣きついてたのが私です。
実は今回、みんなで誰がこのキャラっぽい!って選びあった上で決めたんですけどまぁドンピシャ過ぎましたね、ありがとうございました。ナイスチョイスだった……。

最初にハンドアウトを渡された時のGMとのやり取りで、最後にミツヤとして「僕は僕のできることをするよ」って返信したの自分的にも後々グッッッってきました。
間違えてしまった自分なりの、できること……ね。

最終的にミツヤが唯一生き残るエンド5にたどり着いたんですけど、正直私もミツヤも自分を疑って欲しいと思いながら立ち回っていました。
プレイ中、どこまで犯人っぽく振る舞うべきかPLとしては悩みつつ、ただミツヤ(勿論私も)が誰も犯人にしたくないって思ってたから。
だからこそ、特定の誰か誰か(特にニコ)が疑われるような流れになった時はサラッと済ませるようにしようと心がけてました。
でも自分が殺したことをバラしたいわけでもないから、スーの手の傷や実験室の血痕については上手く(ただし迷いはやはりあるので綻びがあるような雑さで)誤魔化して……なんてことしてましたね。

途中でアインス船長に「3人は仲が良かったのか?」と問われた時「でなければここまでずっと一緒にいませんよ」って秒で答えたのは、ミツヤは「スーが好き」で「仲間が好き」だったからです。勿論仲が良かろうが悪かろうが言う可能性はあったかもしれないけど。

ミツヤは「スーが好き」で「仲間が好き」だと最初にハンドアウトを貰った時点で、私とミツヤの中での選択肢は「スーが自殺だったと言い切ること」しかなかったんです。
だって誰かに罪をなすり付けるなんてこと、候補生時代から一緒のニコにも、密かに尊敬しているアインス船長にもできないから。
なので今回発表順はニコ→ミツヤ→アインスだったけど、どの順番でもミツヤは「スーは自殺だった」と言い切る予定でした。
投票・推理の時間でニコとミツヤは「スーが自殺した」と結論付けて、アインス船長が最後まで悩んで「スーの自殺をミツヤが手伝ったのではないか?」と答え出してるの見て、とても良かったです。それぞれの思いが見えて。

エンド5のイラストでミツヤが胸元にスーのヘアピン付けてた辺りでダメだった。心臓がずっとバクバクしてたし控えめに言って倒れました。
今回、エンド5にたどり着いたミツヤPLの私は最初「もういっそ殺してくれ~!」と思ったんだけれど「他エンドだとね……」と解説してもらってビービー泣いたし、そうだよなぁと感じました。決して許されることはしてないんだけれども、それでも……ね。

終わった後の感想戦でみんなと話してて納得したのは「お互いもっと他人だったら罪を押し付けたり、もっと土足で感情に踏み込んだりできたかもね」というお話。
みんなのキャラ紹介を見ていて、それぞれがそれぞれの形で「仲間」を大事にしているのが伝わってきてしまったから、今回我々お互いを配慮しあってのエンド5だったんだなと思います。
▶とじる

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#ニルノート

感想