とある√の感想。
ふわっとした言葉だけ集め集め……。

カオルも攻略対象なんだよなぁ……と不思議な気持ちでプレイしてたし、花澤と博士の√を終えた勢いで始めたからそんなに壁打ちはしてなかった。でも好きだな、この終わり。

途中までは水上√をなぞっていくんだ……とポチポチしながら、まあでも一番玉森と店主・カオルの距離が近付いて心を寄せられたのは水上との未来を望んだ時くらいだったもんなと思いました。

急に撮影だって話が出てからの色んなキャラたちがみんな集合してやんややんやと楽し気(……?)に話してるのを見て、これ絶対夢だよ……覚めたくなさすぎる……と唸るオタクになりました。
ここまでで考えてた可能性としては、そもそも全員が登場人物で誰一人現実にいなかったんだ……みたいのだったんですが当たらずも遠からず。幼馴染の存在は確かに在ったのだけれども既に故人でしたね、なはは……。
店主が三人をてるてる坊主にしたの、本当に本当に覚悟がキマッてしまった世界の店主だったんだなと。殺せなかった店主もいたのをプレイヤーは知っているからこそしょっぱい気持ちで眺めてました。

カオルとおじさんもとい玉森の二人生活、穏やかで寂しくて優しいので好き、っていう語彙のない感想を抱きつつスケベがスケベだったので盆踊りしてます。なんだかんだ押しに弱い玉森……。

この√においてはここにたどり着くまでのすべてが玉森によって描かれたお話だった、というのはすごく寂しいけれど良いなというか。玉森が幼馴染三人を形作るにおいて純愛小説・探偵小説・冒険小説を基にしているというのが好きですね。もしも彼らがこうであれば……にそれらを選ぶんだなぁ、玉森は。
孤独だからこそ物語というおっきな箱庭で過ごしていた玉森が、現実の存在であるひとりぼっちのカオルを置いていけなくて同じ時を過ごすことを選んだのも踏まえて、これまでの√は別枠なんだ~としみじみ思いました。
▶とじる

#橋姫

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