ふせったーにも書いたんだけど、何となくこれはこっちにも載せておく。
とはいえPCへの語りがメインだから誰かに伝えるというよりはふせの保管のためじゃよ。
思っていたよりも文字数多いふせだったことに後から気が付いたタイプのオタクです。

様々な感情を語りたかったけど、気付くと四月一日マコトに思考を囚われていてごめん。というふせです。
いやいうてもミナギさんの日記でもだいぶやられてます。ずっと泣いてましたもん。無理だよ、あれ。愛の塊。泣くが?でもそこらへんはミナギさんの家全部見てからだなと……。

自陣へのあれやそれやこれ。言いたいことがアホほどあるんですけど、凡太的にはかずくんがトンネル抜けた辺りで「大丈夫?」って声かけてくれて、凡太の「何で来てくれたの?(意訳)」に対して「友達だから」ってニュアンスの言葉を伝えてくれたのがものすごく嬉しかったんですよね。

初谷凡太、どうしても人からの好意を素直に受け止めきれない生き物で。
正直あんだけ自陣に対して尻尾振っているわりに、自分が好かれているとは思っていなかったし、みんな比較的優しくしてくれていたから常にあんな感じでしたが多分突っぱねられたとしても納得していたと思う。まぁそういうもんだよね、みたいな諦めがずっとあるので(逆にマコトに対して全力の甘え時々拗ね、になっていたのは彼がその一線を越えてくれたからこそだと思ってます)

だから本編でもだいぶ本人的には発言する際の予防線は張っていて。それが特に強く出てたのはやっぱり話す機会が多かったかずくん相手で。
「友達になりたい」の言葉が出てきたのもそこからなんですけど、でもそう思っていた相手から(言葉の色がどうであれ)「友達だから助けに来たんだ」と言われたら、あの状況の凡太にはものすごく響きましたね~。なんだこのくだ巻き?ラブコールかも。ラブコールです!!~自陣×のふせで叫ぶいぬの図~

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これはKPと話していて落ちた話ですが、図書館の夜でマコっちゃんに対して真っ直ぐ「マコっちゃんは人間だよ」と言い切れた理由。
「マコっちゃんにどう思われるか」とか「こう思って欲しい」とか色々なものがあるんですが、そもそも「自分が言われたかった言葉だったから」というのが大きかったのかなって。
初谷凡太の中で“共感”をかなり重きを置いている話度々しちゃうんですが、こいつはあの夜のマコトに対しても全部の理解!ってわけではないけれど、少しだけわかるんだその気持ちって方向に共感を覚えていて。だからこそ、自分だったらどう言われたらほんの少しでも救われるものがあるか……の方向で言葉を選んでいたのかなと思いました。
嘘は言いたくないし言えないし、でも「わからないね」って言ったらマコっちゃんがいなくなっちゃうかもしれないって思った。だから少しでも自分の考えていることを混ぜたうえで伝えたんじゃないかなと……。

少し文脈は違えど、りお~さんが自分の正体を知ってしまった時の流れでつい口出してしまった時も似た感情を持っていましたね、凡太。
体の構造はどうであれ、あなたのその気持ちに救われたものはあるし「人間」じゃなかったことに対して憂いを覚えないで欲しい、のそれ。ふにゃ……。
どう声をかければいいんだろう、どれも違うよな、わかるなんて言えないけどさって思いながら話してました、ここ。難しいよね、本当に。

なんて話をしながら己のキャラシ読み返していたら「普通の人だったらさ、寂しくなかったんかなぁ」って一言が書いてあって、最初からこの子の答えはここにあったわ!にオチました。一人納得すな。はい……。

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少しだけ落ち着いている方の私「初谷凡太、あまりにも近くにいるひとたちに甘やかされて育ったな!?」

いや本当に私が想像していた100倍くらい初谷凡太の環境って優しさと愛で舗装された道だったなと思っていて。
もちろん自陣やマコっちゃん、ミナギさんって人たち以外からどう思われているかと言われたら微妙なところもあったかもしれないんですけど。それでも少なくとも自分のことをここまで大事にしてくれる人たちが傍にいた事実がここにあるから……。

初谷凡太の好きなものに「誰かと食べるご飯」を入れていたこととか、自陣に対するフランクすぎる態度とか、(これは主にマコトに対してだけど)クソほど甘えたな部分とか。
なんでか最初からあふれ出ていた末っ子気質、こうして生まれたんだなと思うと納得しかなかったPLです。
りお~さんにご飯つくって~ってお願いしに行ったり、ときちゃん先輩にいっぱい頭撫でてもらったり、かずくんに引っ付いて回ったり。多分これまでずっとしてきてたんだろうな……と幻視してます。

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魔術師であるということから来る人間への疎外感。シナリオを通してようやく感じ取ってたんですよね。いや、全然まだシナリオは途中だしあくまで現時点での己の解釈ですが。
この疎外感って素質の話というよりは「自分にしか感じることが出来ないものを誰とも共有できない」ことから来る疎外感なんだなぁと思って。これを現状特に感じていたのが、魔術的な話以外だと途中でポロポロと出てきた記憶に対してで……。だからこそマコトとの会話で私はぐちゃぐちゃになったんですけどね!!ね!?
伝えたとしても相手にはわからない話。される側は困っちゃうし、する側もそれを感じ取るからすごく辛い。それが初谷凡太としては疎外感に繋がっていたんだなと思いました。オチのない話をしてしまった。許して、ふせだから。

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四月一日マコトの様子を見た凡太のSAN値チェック失敗。純粋に言えばその姿や変容の様に恐怖した、なんだろうけども、どうしてもそれが個人的に納得できなくて。納得する答えが欲しくて言い訳を考えていました。

初谷凡太の性格を考えると正直マコトのガワが人間に寄っていようが人外に寄っていようが構わないというか。「君が傍にいてくれればそれだけでいい」の出力の人間だったんですよ、この人。
実際マコトに対しても「ずっと一緒にいて」に近い話をしていた(はず)で。これはPLと初谷凡太から見た四月一日マコトという人間への勝手な認識なんですが、彼ってできない約束をしてくれなさそうだなと思っていて。凡太自身も「一緒にいて」のお願いは無茶だよなという認識はあったのでそこはかわされるなり、約束はできないってされるかなって思っていたところがあって。でも実際は「凡太が望むなら」って類の返答をしてくれたから、だからその言葉を信じるし期待したんだろうなと。
ただどんな形であれマコトに投げ飛ばされて自分たちを逃がそうとしている様子を見て、多分最初で最後の「うそつき」って感情がそこで出てしまったが故のSAN値チェック失敗だったのかな~~……とここまで書いていてマジでこじつけすぎて恥かも。

でも実際に感情爆発していた自分の秘匿タブ見返しててそこで叫んでいた言葉が「俺お願いしたじゃん、一緒にいてって」だったので、やっぱりそれが一番初谷凡太的ショックポイントなんだと思います。
マコトに対してそんな感情を一瞬でも出してしまったことがずっと痛くて辛い初谷凡太でした。

あと正直お前が信じなくてどうすんだ、と言われそうなんですが凡太はあそこでマコトは死んでしまったんじゃないかと思っています。ダメなんですよね、あの場を見てしまってお守りを拾ってってして。信じたいのに無理だよぉの気持ちが強く出ちゃって……。ここら辺はSAN値チェック成功していたら変わってたのかもしれないな、スタンス。
秘匿で記憶フラッシュバックからのSAN値チェックすら失敗してるのでこの人。これまでSAN値チェック元気だったのどこに行った?マコっちゃんに関係することだったから?そうかも……。

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本編にあまり関係ないチラ裏というか設定として。初谷凡太は四月一日マコトの真似を結構したがって、というかしていたんですよね。髪を染めたりピアスを開けたり諸々ね。
でも葬儀屋に勤めるにあたって、そこら辺の真似っこの中で残しているのは黒ネイルだけなんだよなぁと。
今後の話をいま考えるのはどうなのかな~としつつ、少なくとも黒ネイルはこれからも続けると思うし、ピアスはまたし始めると思う~なんて話をちょっぴり考えました。流石に仕事中は数考えるけど休日とかはバッチバチな感じに戻すかもしれない。
これはね「凡太に忘れられることが怖い(意訳)」と言った彼のことを思って、見える形でまず刻み込もうとする図です。
や、まず生きて帰らないといけないんですけどね!ね!?生きて帰りますよ!?
▶とじる

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