そういえば今月に入ってから「町葬屋怪異譚」HO2で通過中なんですが……様々な感情を呼び起こされるあれそれ~って感じで大の字になってる。現在3話前半です。

四月一日マコト……しか言えないお化けになってしまった。私です。
だいぶ明るめちゃらんぽらんなHO2で、四月一日マコトにだいぶ甘えているタイプの人間を作ったんですが、要所要所で記憶がないことによって四月一日マコトに寂しい思いをさせてしまったことに滅茶苦茶になってしまった。それこそ温泉でも図書館でもずっと「ごめんね」しか言えない生き物になってた……。
いや辛いじゃん。「楽しかったね」って言い合ってた思い出をなかったことにされたら。しかもそれが本人たちの意思じゃなくて他人が奪ったとわかったら尚更無理やり思い出してってのもできないし奪った人間に対してのどうして?を感じるし、全部忘れちゃうかもって不安に思うよなぁって……。

私はHO2のことを“自分の感情を他者と共感したい人”だと認識していて。だから何かと他者と共感し合おうとするムーヴをしていたんですが、四月一日マコトがHO2と4と記憶とそこに付随する楽しかったの感情を共有できないことに寂しさを覚えていたのを知った時、その感情を知っている感覚になってしまって勝手に苦しくなった生き物です。
(そこを共感と言うのは違うってわかるけど、便宜上共感してしまったと言います。この現象)

それと人の定義は何?の話もそう。これも相手に感情があるかどうか、でPCは判断しているというか。
あの村の人たちもそうだったけれど、何よりも四月一日マコトがどんな存在であれ、PCは君のことを誰よりも優しい人と認識しているよって。これは本人にも言ったけど。
だから仮に人ならざるものであると他者から言われても、自分だけは彼を人間だ!って強く言いたい気持ちだけは持っています。この先が怖い。

魔術師であるということから来る人間への疎外感。シナリオを通してようやく感じ取れたというか。
ただ素質の話をしているのではなくて、自分にしか感じることが出来ない感覚を誰とも共有できないことから来る疎外感なんだなぁと思いました。
これは魔術的な話は勿論、途中でポロポロと出てきている記憶についてもが主にですね。
▶とじる

いや~~~~~~「町葬屋怪異譚」って……?

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